20090717

陸上部に入っている子から「読書感想文に書く本はどんなのがいいですか」と相談を受けたので、どんなんでもええんよ興味が持てる本なら、たとえば陸上選手の自伝とかノンフィクションはどうだと話した。そのとき沢木耕太郎の『長距離ランナーの遺書』が浮かんだのだけれど、これをこのタイミングで薦めるのは違うんじゃないかと思って口には出せなかった。でもいつか自分で見つけて、自発的に読んでみてほしいと願う。

で、自分としては目下のところ猛烈に伊藤計劃の『ハーモニー』が読みたい。本当の10代に薦めるべきはこっちのような気もする。でもほら、その後どうなっても責任とれないし。

20090716

高校生の頃はなぜか世界遺産に多大な興味があって、親に頼んで講談社の『週刊 世界遺産』を定期購読していた。部屋にはモン・サン・ミシェルの巨大なポスターを貼っていた。もちろんTBSの『世界遺産』はほぼ毎週観ていた。
なのに今はQMA世界遺産関連の問題が出ても、ある程度有名なものでなければ初見では答えられない。いつか絶対にこの目で見てやるんだと息巻いていた、あの頃の熱い気持ちはどこへ。実際に肉眼で見たのはイタリアとバチカンの名所旧跡だけだ。
今そうした後悔に襲われているのも、押入れの衣類ケースから大量の『週刊 世界遺産』が出てきたからで、なんとなく戻すに忍びなくてぽつぽつと読み返したりしている。QMA対策の意味合いもあるから、不純な動機ではあるけれど。なんといっても「ヒューマン・ヘリテージ」のコーナーが面白い。その週ごとの世界遺産や所在地に縁のある人物を取り上げたコラムだ。マーク・トウェインとハワイの関連性など、これを読むまで知らなかった。
そしてやっぱりモン・サン・ミシェル。この浮き世離れした佇まい!
実際にはものすごく観光地化されているとか。でもそんなことは一切構わない。ここにいつか行ってみたいと思っていた。名物のオムレツを食べるんだと心に決めていた、のに。

紫星杯開催-10/11(日)-

山口のRAIN氏が発起人となり、この度「中四国をメインにした大規模大会を開催しよう」という運びになりました。予選を各県の店舗大会で行い、上位入賞者が10月に行われる本選でチャンピオンの座を争うというものです。群雄の割拠するQMA界にあって、これまで中四国は一応の安定を保っているかに見えました。ところが風雲急を告げる紫星杯開催の知らせ。さらに中四国外からの遠征者も大歓迎とのことで、RAIN氏の周囲は以下のような未曾有の事態だったと推測されます。



「殿……どうか今一度お考え直しを……!」

(懐から携帯電話を取り出す家老。中身は正答率1桁を中心にニュースクイズ高校生クイズまで含めたグロ〔臓物〕問題の数々)

「真剣試合のもたらすものは、つまるところこのようなもの……」

(問題のあまりのグロさに顔を歪ませる周囲の客達)

「それとも殿は……QMA界最後の空白地帯を引き替えにされても……このようなものが御覧になりたいと仰せられるか?」

(両者の視線が交錯するなか、家老の眼が驚愕に見開かれる)

「暗君……」



以上、QMAとはシグルイ也。ということで告知です。

PC公式
http://www.geocities.jp/shiseihai/

携帯公式
http://www.geocities.jp/shiseihai/index_k.html


(公式ページより一部抜粋)

「紫星杯」とは?

中国四国地方の5店で開かれる店舗大会です。「紫」は中国四国地方のシンボルカラーからきています。

いつもの大会とどこが違うの?

通常の大会ではそれぞれの店舗ごとに大会は独立しているのですが、今回はそれぞれの大会の上位入賞者で更に大会を行い、真のチャンピオンを決めようというものです。予選は8〜9月にかけて開催し、本戦は10月になります。

上位入賞者って?

5店舗6大会(岡山のみ2回開催)の上位入賞者4名(繰り下げ有)、全部で24名のことを指します。

どこの店舗でやるの?

上記のとおり全部で5店舗です。
1.岡山県 アミパラ テクノランド店(2回開催)
2.広島県 JOYサンモール店
3.山口県 トイズ宇部
4.香川県 マックスプラザ・善通寺
5.愛媛県 駅前スタジアム3
で行われます。

日程等現段階で決まっている事項

8月8日(土)
アミパラ テクノランド店(岡山)


8月23日(日)
駅前スタジアム3(愛媛)
受付時刻:12時
開始時刻:14時
定員:32人(多少の増員は可能です)

9月12日(土)
MAXプラザ善通寺(香川)
受付時刻:21時
開始時刻:22時
定員なし

9月予定
JOYサンモール店(広島)
定員32人

9月予定
トイズ宇部店(山口)


10月11日(日)
アミパラ テクノランド店(岡山)※最終予選及び本戦

ルールは紫星杯公式ページを参照下さい

20090701

グラントさんおめでとうございます。
辺境のブログより祝福を。

最後の土日に頑張って、念願の20万ポイント超えを達成しました。ボーナス込みで21万弱。順位は200番台でした。残りの全国大会のうち、どれかで100位内に入れたらいいですね。そのために必要なのは……考えるだけでもぞっとしますがアレに違いない。

ところで昨日、家に帰ろうとしたら玄関ドアの前で大きめのカナブンが2匹ほど舞っておりました。浮き世とオサラバする最期のときを、せめて華麗に踊ってやろうという彼らなりの矜持なのか何なのか、それはもう激しい乱舞でした。上部にある電灯の光に突進しては下降し、また光に向かっては墜落し……。その姿は哀れみを誘いますが、通り過ぎるためにはタイミングを見計らわないと直撃を喰らう怖れがある。というわけで軽く10分ほど、身を屈めたままの妙な体勢でカナブンの飛翔を見守るはめになりました。行くか、と思った瞬間にやっこさんは滑空しなさるので、ひょっとして玄関に入るなというメッセージなのでは、これが本当の虫の知らせなのではと疑うほどでした。おれ、上手いこと言った。

20090623

週末は駅前スタジアムで第4回QMA大会が開かれた。


ここで、話は数週間前に遡る。
一度食事をすれば3枚の餃子券がもらえるシステムでお馴染みの『元帥』で回鍋肉定食を攻略しながら、私はNTさんの口から重大なニュースを聞いた。


「松山に竜が来るらしい」
「それは東洋のでしょうか、それとも西洋のドラゴンでしょうか」
「竜というのは賢竜のことだ」
「!」
「期間はわからないが、所属が松山になる」
「ということは」
今はなきハスラー2や、ホームを失って空中分解気味だった松山のQMAプレーヤーの現状が思い起こされる。
「……エキサイティングですね!」


そして駅スタ大会当日。
松山の馴染みの人達、初参加のプレーヤー、香川や岡山や広島から足を運んできてくださった方々、そしてVの賢竜レキさんの登場により、いつにも増しておもしろく新鮮味のある大会となった。自分は準決勝でレキさん、TRAVISさん、ガハクさんの組に入り、美術・文学で2問ないし3問リードできて安心したのも束の間、芸能タイピングで5問外して決勝進出は成らなかった。いくらなんでも出来なさすぎだろうと言われたので、少し頑張るつもりではいる。
決勝にはSEVENさん、りゅせーぬさん、レキさん、TRAVISさんが勝ち進み、SEVENさんが新武器ホビーを片手に獅子奮迅、見事3連覇の栄光を手にした。「レッスンプロ」という、あまりありがたくない称号と共に。

大会後、一度食事をすれば3枚の餃子券がもらえるシステムでお馴染みの『元帥』に14人で大挙して押し寄せた。夜なのになぜかメニューにはあるランチセットを攻略しながら、ふと、これからまた楽しくなりそうだと思った。松山勢はモチベーションが高まってきている。自分も何か目標を設定しなければ。そう、たとえば……。
そこで意識が途切れた。よく覚えていないが、後でレキさんが「寝てはりましたね」と言っていたので、気持ちよくなっていたのだろう。財布の中には今月の餃子券が3枚入っていた。

20090510



『スラムドッグ$ミリオネア』を観てきた。2000万ルピーの最終問題があれなら、QMAプレーヤーは狂喜乱舞。
はたしてその問題とは何か?というのが、実はこれから観る人にとっての良問になるので、覚えておくと一層楽しめるかもしれません。心にくい伏線ですね。

松山城ロープウェー街の外れにあるお店でクラムチャウダーを食べた。
こういう写真を載せておくことで、いかにも洒落たブログに見せかける巧妙な作戦。