20070604

クイズで勝ちたければ、食わず嫌いはいけない。各ジャンル間に優劣などない。出された問題を一つでも多く、少しでも速く正答した者だけが勝利する。
以上のことを踏まえた上で、それでも今回の決勝・最終問題で単独不正解を被った問題は、これまでとは異質の感触をもたらすものだったと言わざるをえない。

決勝に残った4人、ほぼ横並びの状態で迎えた最終問題、ジャンルはアニゲ並べ替え。画面上に不規則な文字群が表示される。

「ん ち ろ ぴ ぽ − ん ょ す」

わけがわからない。
とりあえず並べ替えてみるが、少したりとも意味を含んだ文字列にならない。これは相当なグロ問だな!諦めてOKを押した。

「ちんぽろすぴょーん」
「ちんぽろすぴょーん」

左端のアロエルキアが共に同じ答えを出していた。顔はいつものようにこちらを向いて笑っている。

「ちんぽろすぴょーんだよ」
「ちんぽろすぴょーんだよねー」

少し遅れて、3人目のセリオスが答えを出した。

「ちんぽろすぴょーんに決まってるじゃないか」


あああ。あああああ……。
ビルマウンテンでものすごく強いスライムに辻斬りされた気分だった。たぶんこの先「ちんぽろすぴょーん」だけは忘れない自信がある。



6/5 正しくは「ちんぴょろすぽーん」だったことが判明。
何というかもう、何もかもが恥ずかしい。