20081015

土日は善通寺と広島で行われた賢竜杯予選に参加してきた。

交通手段についてメールで連絡を取り合う中で、「どうも九州方面から凄い人達が来るらしい」という情報を目にして胸躍らせる。見たい。これまで直に目撃したことがなかった、「称号」保持経験者の戦いぶりを。
で現地に足を踏み入れれば、いた。面識など一切ないにも関わらずCNはよく知っているような強豪の方々が、戦いに備えて爪を研いでいる。い、一回戦だけでも突破できれば十分か。
その後起こったことは余りにも濃密すぎて、かえって詳細がぼやけているような気がする。結果的に優勝してしまった。なぜか大会スタッフの方から「本戦で会いましょう」という旨のメッセージを頂き、なぜかマイクを受け取ってよくわからないがとりあえず嬉しいというような内容のことを喋っていた。
あの場で勝ちを収めることができた最大の要因は言うまでもなく強運だと思う。あまり運がどうこうと言いたくはないが、決勝を終えるまでスポーツをほとんど(たぶん2度しか)出されなかったのだから間違いない。スポ多を極めたような人までいたのに。

何か化かされているようなふわふわした気分で、そのままハスラー勢が向かう広島予選にも同行した。現地にはやはり善通寺から流れてきた九州のプレーヤーや山陰・山陽の強豪がひしめきあっており、ショッピングビル内のスタジオを借り切って行われるなど緊張感に包まれていた。
一回戦でいきなり現称号保持者と当たってしまい、そう強運は続かんよなと思っていたにも関わらず学問その他が刺さり、反対に相手側のミスもあって勝ってしまう。あれよあれよという間に決勝戦中四国の枠を奪ってしまうかもしれない不安と、でも手加減なんておこがましい真似はできないという制約、恨まれているのではないかという恐怖があってどうしようもなかった。結果4位。正直にいえばほっとしていた。

ここまで自信がなかったのは、8月のテクノ大会であっさり初戦敗退したのも大きく関わっていると思う。新参者だという気分でいたし、善通寺で優勝してもまだ広島ではそんな事態にならないだろうと決めてかかっていた。
とにかく、有難いことに本戦出場権が自分の手元にある。お世辞にもオールラウンダーとはいえないスタイルだから、今回のように勝てることもあれば派手に負ける可能性も高い。今後は少しでも苦手を克服するためのプレイを心掛けてみようと思う。

最後に、運営者の方々や大会に参加されたプレーヤーの方々、お疲れさまでした。また会いましょう。