20081029

QMA6ロケテ情報をひとまず見て回る。
以下、不確定情報を基にした感想および予想です。念のため。

ジャンル細分化と形式の統合はかなりの大鉈っぽい。が、形式の統合については多少解せない。そこに推察できる意図としては主にニつで、まず形式を丸ごと覚えて武器にしてしまう傾向をある程度抑止すること。そして、トーナメントにおいて出題される形式を(特に下位組に対して)広げること。
後者については現行のⅤでランダムが選ばれやすい傾向にあるのを汲んでのことだと思われる。加えて、フェニックス組以下ではそれが行われず3形式までしか予選で遊べなかった問題の改善。要するに「一回のプレイで色々なジャンルと形式を遊びたい」という心理を読み取ったものだと。
で、解せないのは「それならサブジャンル及び店内対戦はどうなる」という点。縛りという遊び方が隆盛であるのを製作者サイドが知らないはずはないだろうから、そこに何か工夫があるものと期待したくもなる。たとえば、店内対戦モードでのみサブジャンル・サブ形式を使用できるとか。実はむしろ、トーナメントでサブジャンルをなくしたことにより店内対戦の幅をより広げられる可能性もある。問題数が限られるためトーナメントには不向きなサブジャンル(「声優」「競馬」「洋楽」「鉄道」「美術」等)を、これであれば自由に店内対戦モード限定として採用できる。
突き詰めていえばフォルダ分類法的な考え方を導入してくれると有難い。「学問」の下に「大形式」と「サブジャンル」があり、「大形式」の下には「小形式」が、「サブジャンル」の下には「詳細ジャンル」があるというような。大会をやるなら一定より下層のフォルダを使えないようにユーザーが決めれば済むことだ。
これまで通り階級が上がればサブジャンルが開放されるというのも勿論考えられる。ただ雑学と学問はそれぞれ2つに分かれ、大掛かりな補填がない限り問題数が減るのは間違いないので、ジャンルによって含まれるサブジャンルの数に違いが出たりはするかもしれない。

単にジャンルを増やしました、形式を纏めましたで終わってしまう話なら上に挙げたのも馬鹿らしい妄想になる(というかその可能性がわりと高い)が、どちらにしても新しいプレイスタイルが生まれては消えていくのがオンラインゲームの特色であり宿命なんだろう。