マイナス・ゼロ

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広瀬正『マイナス・ゼロ』が復刊だそうで。よく訓練されたSF者の方々がこぞってマイベストに挙げる作品だけに、ずっと読みたいと願いつつ古本屋をあたってみたり、鞄の中も机の中も探しましたが見つかりませんでした。向かいのホーム、路地裏の窓、そんなとこに居るはずもないのに。
ここ数年は古典再訳・名著復刊ブームが続いており、文庫版『伊豆の踊り子』の表紙を荒木飛呂彦が……みたいなんもあるようですが、いっそアラビアン・ナイトあたりでも表紙と挿絵描いてもらって装丁に凝れば売れるんじゃないかと。